林業の魅力は、季節の移り変わりを実感しながら、自然の中で仕事ができることです。また、自分の仕事の成果が、目に見えて分かるところも林業の魅力の一つです。
そんな自然が相手となる林業において、自然と林業に適応する体力を身に付けるため、県南校では球磨郡五木村、山江村、相良村の境界にある仰帽子山(のけえぼしやま)の登山を行いました。
仰帽子山は標高1,302mと、市房山、白髪岳と並ぶ球磨三名山の一つです。
登山道入口に到着後、準備体操をしてからいざ山へ。
木々に覆われた登山道を歩いていると、すぐに体がポカポカと温まってきます。風に揺れる森の音や遠くから聞こえる鳥の声。街の喧騒が遠ざかり、自然の気配が色濃くなっていくほどに、心地よい開放感が全身を包み込んでいきました。
途中休憩を挟みつつ、登山開始から2時間ほどで山頂に到着しました。
やっぱり自然の中で体を動かして、自然に囲まれてお弁当を食べる。何気ない普通のお弁当が山の中で食べるとすごくおいしく感じます。