【公開講座】『チェーンソーの目立て・整備』を開催しました!

くまもと林業大学校では、熊本の森林・林業に魅力と親しみを感じ、林業担い手に魅力を感じることのできるよう啓発を目的として、林業に興味ある一般の方を対象に【公開講座】を開催しています。

令和2年1月23日(木曜日)に熊本県林業研究・研修センター(森創館)で【公開講座】第3弾を開催しました!

 

今回は、有限会社マルユーの中丸 祐一さん講師のもと『チェーンソーの目立て・整備』。講座状況
参加者の皆さんが持参された愛用のチェーンソーを一列にズラリ!お父様から譲り受けたという年代ものの機種など自慢のチェーンソーが並びました。

講師の中丸さんからチェーンソーの清掃の重要性、ソーチェーンの脱着や目立ての方法などの説明を受けた後、持参したチェーンソーを用いて、エアーフィルターの清掃やソーチェーンの張り具合の調整、目立てなどを実践しました。目立てに苦労しながらも皆さん、楽しそうに参加してくださいました♪

講座中も、参加者からたくさんの質問が飛び交い関心の高さがうかがえました。

また、「チェーンソーのメンテナンスを学ぶ機会が少なく、大変勉強になった」という感想も聞かれました。

皆さん講座が終わったころには一段とワイルドになっていました!!^^

 

※チェーンソーの目立てとは?
チェーンソーは、無数の小さな刃のついたソーチェーンをエンジンなどで高速回転させ、ソーチェーンの触れている場所を切断する機械です。このソーチェーンも使っていくうちに切れ味が悪くなってきます。このため切れ味が悪くなったら刃を研ぐ必要があります。この刃を研ぐことが「目立て」です。
切れ味が悪くなったまま使用していると、切断に時間がかかるようになるほか、燃料も必要以上に消費してしまいます。
このため、目立てにより切れ味を回復させることで、チェーンソーの故障を防ぐこともつながるため、非常に重要で欠かせないメンテナンスの一つです。